インビザラインの特徴

（3）治療中の痛みが少ない

従来の矯正と比較して治療中の痛みが少ない点も、インビザラインの魅力のひとつです。

従来のワイヤー矯正では、痛みを感じる患者さまが少なくありませんでした。

それは一度に移動させる歯の距離が長く、歯に大きな負担がかかってしまうから。そのため歯に痛みを感じてしまうのです。

一方、インビザラインで移動させる歯の距離は、マウスピース1回あたり0.25mmとごくわずか。

従来の矯正治療よりも歯の移動距離がとても短いため、痛みをあまり感じずに済むのです。

また、ワイヤー矯正ではデコボコした硬い措置を歯の表面に取り付けるのですが、この装置が唇や頬の粘膜にこすれて痛みを引き起こしてしまうのです。

こすれることで粘膜が傷ついたり、あるいはひどい口内炎ができてしまい、「しゃべるのもつらい」「痛みで食事どころではない」という状況になる患者さまもいらっしゃいました。

これに対してインビザラインは滑らかなプラスチックで作られており、お口に入れた時の装着感も快適です。

こすれても痛みはなく、口内炎の心配もほとんどありません。

また矯正装置を歯に固定するワイヤー矯正は、痛みが生じても装置を外せません。治療が終わるまで、痛みを我慢して装着し続けなければならないのです。

その点インビザラインなら、痛みが特に強い場合は我慢しなくても大丈夫。ひとつ前の工程で使用した痛みの出ないマウスピースに戻せます。

痛みが落ち着くまで休ませることができるので、ワイヤー矯正よりも痛みがひどくならずに済みます。

このようにインビザラインは、従来の矯正法と比べて痛みが少ない治療法です。痛みが苦手な方でも、安心して治療を進めて頂けます。

とはいえ本当に痛くないのか心配な方もいらっしゃると思いますので、よろしければ一度、相談にお越しいただけないでしょうか。

歯並びを拝見してどれくらい痛みが出そうか、ご説明させていただければ幸いです。