矯正治療の費用と種類

当院では、透明で目立たず痛みの少ないマウスピース矯正（インビザライン）をお勧めしています。

マウスピース矯正「インビザライン」は、マウスピース型の透明な矯正装置を用いて歯並びを改善する方法です。

この治療では、患者さまの歯並びに合わせて設計・作製した取り外し可能なマウスピースを治療の各段階で交換し、歯並びを整えていきます。

使用するマウスピースは透明で、お口を開けても目立ちません。また一度に動かす歯の距離が短いので、治療中の痛みが少なく済むなど、多くのメリットがあります。

ブラケットという装置とワイヤーを歯に装着し、歯並びを整える方法です。歯やあごの骨に力を加えて歯を動かしていきます。

ワイヤー矯正にマウスピース矯正を組み合わせた治療も対応可能です。マウスピース矯正だけでは治せない重度の歯並びの場合や、差し歯・ブリッジ・インプラントがある場合に行うことがあります。

歯を抜かずに矯正する方法です。

矯正治療で健康な歯を抜歯することに抵抗がある方は少なくないと思います。そうした方には「非抜歯矯正」がおすすめです。

※お口の中の状況によっては、非抜歯での矯正が難しい場合もあります。患者さまのご意向を伺い、メリットやデメリットを丁寧にご説明した上で治療を進めます。

主に前歯の歯並びなど、特定の部分だけを改善します。

過去に矯正治療を受け、歯並びが元の状態に戻る「後戻り」が気になっている方にも行う治療です。

「インプラント矯正」は、マウスピース矯正やワイヤー矯正との併用を前提とした方法です。

非常に小さな矯正用のインプラント（ネジ）をあごの骨に埋め込み、それを支点にして歯を動かしていきます。一般的にイメージされる人工歯根のインプラントとは異なり、大掛かりな手術は不要です。

5歳以下のお子さまに適した方法です。お子さまのお口の状況によって、「プレオルソ」という装置などを組み合わせて治療を進めていきます。

乳歯から永久歯に生え替わる5〜8歳ぐらいの時期に開始する方法です。

当院では永久歯に生え変わった後、14歳までのお子さまの治療を1期治療としています。

治療では「拡大床（かくだいしょう）」など複数の矯正装置を使用します。この装置であごのサイズを広げ、歯を綺麗に並べるためのスペースを確保。歯が正しい位置に生えてくるよう誘導していきます。

早期治療や1期治療を受けた、14歳以上のお子さま向けの方法です。先の治療で広げたスペースに歯を並べたり、咬み合わせを調整したりなどが主な治療内容です。

小児矯正用のマウスピースを使い、歯並びを綺麗に整える方法です。矯正装置が透明で目立たないため、周囲の目を気にするお子さまにも受け入れやすいと思います。

小児矯正では、1期治療であごの骨を広げてスペースを作り、2期治療でそのスペースに歯を並べるなど、段階を分けて治療するのが一般的です。

一方、インビザラインファーストではあごの骨を広げながら歯を並べていきます。段階を分けずに治療できる点が特徴です。